みなさんこんにちはふみです!
今日はコメントでも多い貿易事務員の求人についてです。
新卒の方や転職を希望される方で貿易事務の仕事に就きたいのですがどうすればいいでしょうか?資格は取った方がいいでしょうか?というご質問が多いので今回はそれに答えていこうと思います。
では今回お話する内容はこちらです。
1、貿易事務の職種を知ろう
2、貿易事務は派遣が多いのはなぜ?
3、新卒から貿易事務は求人が少ない?
4、資格はいるの?
5、貿易事務の仕事をしたい方へ
1. 貿易事務の職種を知ろう
まずは貿易事務は一言でその仕事内容は表せません。
貿易事務にはメーカー、商社、フォワーダー、船会社、倉庫など業界や職種によって仕事内容が変わるからです。
メーカーは実際に扱う商品を直接海外とやり取りし、輸入したり輸出したりする仕事です。商社も同じような感じが多いです。
フォワーダーは直接貿易をすることはせずメーカーや小売り、商社などが輸入、輸出したい貨物の物流を支える仕事がメインです。
倉庫では海外からもしくはこれから海外へ送る貨物を管理して船に載せる、もしくは日本の荷主へ渡すまでの手続きを行う仕事です。
なので、貿易事務として働きたいと思った方はまずどうしてその仕事に就きたいのかどの情報を見ていいと思ったのかを思い浮かべてみましょう。
例えば、海外の商品を輸入して売るのがかっこいいと思う方は商社などでバイヤーという買い付けの仕事を目指したり、海外支店で物流を支えることをしたいと思う方は海外支店のあるフォワーダー業や、船会社などの仕事を目指すと言った具合です。
自分の想像するやりたいことをするにあたって業界、会社選択はとても重要なので覚えておきましょう。
ここからは余談ですが、会社選びで役に立つのはやはり面接です。
具体的なやりたいことがわかったら、その仕事を叶えてくれそうな会社を探すことになりますが求人を見て決めていくことになりますよね。
実際のどんな仕事をしているのかは入ってみないとわかりません。仕事を決めるにあたってはなれない人もいるかとは思いますが面接で積極的に聞いていきましょう。
・仕事の1日のスケジュールを教えてほしいです。
・具体的な仕事内容でどの仕事の割合が多いでしょうか。
・将来的にこのようなことがしたいのですが御社で取り入れる予定はありますか。
などですね。
会社選びの際、面接はとても重要なフェーズになりますので
自分のやりたいこととその会社で行うことさらにその会社が求めている人物像を掘り下げていってみてくださいね。
2.貿易事務は派遣社員が多いのはなぜ?
貿易事務員は正社員が少ないというイメージが多いと思います。確かに求人を検索してみると時給1500~などの派遣社員枠がとても多く目立ちます。
これはなぜかというと書類を捌く仕事が多いからです。フォワーダー業も倉庫もメーカーも貿易事務の仕事は書類と仕事をするというくらい多くの書類が出てくるからです。
一つの貨物を輸入/輸出するのに10種類くらいの書類を船会社、フォワーダー、税関、メーカー、倉庫などの間でやり取りをしてようやく貨物を受け取ることができ、とても大変な作業ではあるのですが、事務的作業がメインなので正社員として雇うというよりもそれだけをやってほしいという意味で派遣社員の枠が多いんですね。
正社員として雇うという企業の多くはそれ以外にも営業事務、もしくは直接営業をやってもらいたかったり、経理、商品管理など他に多くのことをしてほしい場合があることが多く、作業はさらに増えますが正社員として働くということは単純なオフィスワーク+アルファが求められることが多いんですね。
3、新卒から貿易事務は求人が少ない?
これは2番に引き続き言えることですが、求人の多くは書類をさばく仕事です。新卒の子にはこれから会社を支えられるよう多くのことを学んで欲しいという企業ばかりです。
なので大手就活サイトなどはバイヤーや商社の総務や購買部などの求人はあるとは思いますが、ここでいう貿易事務の書類ワークだけのお仕事はそんなにないんですね。
確かに新卒からペーパーワークだけを行うのは勿体無い気もします。できればペーパーワーク+営業だったり管理職系のスキルも見につけてほしいという若い子には経験をという企業が多いんですね。
4、資格はいるの?
この質問は多く寄せられます。会社によりたとえば通関士の資格必須のところもありますのでそういうところは必要になります。貿易実務検定は必要かどうかの質問も多いですが、体系的に貿易事務を学ぶ上で貿易実務検定を取るのは大いにありです。
よく求人に貿易実務検定C級、B級取得の方優遇!とありますが、未経験で雇っている会社さんは、貿易の流れをだいたいわかっている方を優遇するという意味で必須ではなかったりします。その方が社員教育がしやすいからです。
またこれは本当に余談なのですが、一緒に働く人にもより、とても嫌味な人も会社にいたりします。資格を取っていても経験がなければ知らないことも多いのがこの仕事です。資格を持っていて少しでもミスをすると資格を持っているのにわからないの?と謎の攻撃をしてくる人もいます。
私は資格を取得していませんが、検定などの資格はアピール材料の一つにはなりますが
そういう人の攻撃を気にしすぎてしまう方は資格はプラスアルファのアドバンテージとして認識することも大事なんですね。
5、貿易事務をしたい方
貿易事務をやってみたい方は、新卒の場合は大手商社やメーカーの海外事業部などで貿易を学べる機会があるのでオススメです。
新卒でない方でも大手中途採用もあるのでそこに応募してみたり、派遣社員からという選択もあります。貿易事務の求人は派遣社員がほとんど派遣が多いのが現状です。
正社員がいいと思う方は、根気よく自分にあったところを探してみるもしくは正社員登用をしている会社を選びましょう。だいたい3ヶ月から半年くらいで登用してくれるところが多いかと思います。
さて今回は貿易事務員の求人についての動画でした。
貿易事務としてはたらきたい方の参考になればとても嬉しいです。
ではではこの辺で。
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